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Fridays For Future とは

 度重なる風水害、地球環境の破壊などをきっかけとして、世界中で温暖化、気候変動問題などへの危機意識が近年高まってきました。

 しかし、各国政府は長年具体的な行動を取ることができず、2016年のパリ協定で「世界平均気温の上昇を2度未満、目標として1.5度未満に抑える」と決定したものの、今のままでは達成が難しいと言われています。

 そんな中、スウェーデンの高校生グレタ・トゥーンベリさんは、2018年8月から国会議事堂の前にたった一人で座り込み、気候変動問題の対策強化を求め、学校ストライキを始めました。

彼女の行動は大きな反響と共感を呼び、彼女と同じ思いを持つ若者たちが次々と行動をとり始めました。こうして、金曜日は学校を休み、気候変動への対策を訴える「Fridays For Future」が始まったのです。

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​ 2019年に入ると「Fridays For Future」は日本でも行われるようになりました。9月20日には「グローバル気候マーチ」という名前で日本全国のFridays For Futureを運営する若者が協力し、23都道府県でイベントが開催され5000人がアクションに参加しています。

 今や世界の180カ国以上で「Global Climate Strike」が行われています。具体的な方針を示さず、行動を起こさない政府に対し、若者は行動を起こしました。学ぶ権利を放棄してまで世界の若者が訴えるのは「たった一つしかない地球の未来を守ること」です。

私たちの未来を奪わないでほしい」誰かがそう叫びながら、毎週金曜日は世界のどこかでアクションが行われています。

​大阪で活動すること

 Fridays For Future Osakaは、これまでに2度マーチを行いました。

また、街頭で気候危機対策を訴えるマーチと合わせて必ず大阪府や大阪市に提言書を提出しています。

 大阪府・市は、2025年の日本国際博覧会「大阪・関西万博」において、SDGsの実現する社会日本の国家戦略Society 5.0の実現を開催目標に掲げています。6月のマーチでは「気候非常事態宣言の発表」を行うこと、9月のマーチでは「万博を見据えて、今後の政策において持続可能性や気候危機対策を含めること」を提言し、万博を開催する都市として、世界の動向に沿った政策を推し進めるよう求めました。

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大阪府・市に提出した提言書

(2019年9月20日)

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事前イベントや交流会を開催

ストライキ&広報活動

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 私たちはマーチ(行進)の他にも、マーチ事前イベントの開催、同じ志を持った若者同士の交流会を開催しています。地球の未来を守る行動」を1人でも多くの人にとってほしい。私たちはマーチをあくまでも手段の一つとして捉え、多くの人が気候危機対策に取り組むための方法を模索しています。

 Fridays For Future Osakaは地球、未来世代、そして自分自身の未来を守ることを訴え、今後もイベントやマーチを行います。

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